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9 / 8 / 1429 , 12/8/2008
屠殺とは食用可能な陸上生物を、頚動脈と頚静脈の両方、あるいはその一方を含む喉と食道を切断することにより屠ること、あるいは逃走中の動物のように取り押さえて屠殺するのが不可能なものを、殺害することです。
偉大かつ荘厳なるアッラーは、心身に有益な全ての飲食物や衣服類などを合法化されると共に、全ての有害な物、及び益よりも害の方が多いような物を、私たちに禁じられました。
生活費の負担とは自分がそれを請け負う者に対して、衣食住などに関する十分な物資の提供をすることです。
養育とは、年少者や精神発達障害者が独り立ち出来るようにまるまで諸々の害悪から守り、教育し、その福利のために物事を運営・監督することです。
歳以下の幼児を5回授乳すれば、マハラムとなります。そしてその幼児は彼女とその夫の授乳上の息子あるいは娘となり、授乳した妻やその夫のマハラムは彼にも禁じられ、同様に彼らの実の息子や娘は彼あるいは彼女にとっての授乳上の兄弟姉妹となります。
イッダとは夫に先立たれたり、あるいは夫と別れたりした女性が結婚出来る状態になるまで待機する期間のことです。
夫が妻の姦淫の現場を目撃しても他の証人がいないような場合、あるいは彼女の姦淫を告発しても彼女がそれを否認した場合、彼女のそのような行いによって夫の尊厳や権利が損ねられたり、あるいは妻が他人の子供を孕んでしまったりしないよう、偉大かつ荘厳なるアッラーはリアーンを定められました。
イスラーム以前の無明時代には、夫があることを理由に妻に腹を立てた場合、彼女に「あなたは私にとって私の母の背中のようだ」などと言って離婚してしまう習慣がありました。 イスラームは女性をこのような恥辱から救い、ズィハールの表現上の錯誤と罪悪性を高らかに謳ったのです。
性交放棄の誓いとは、性交を営む能力のある夫が偉大かつ荘厳なるアッラーの御名、またはその美名、あるいはその属性において妻との正常な性交の無期限、あるいは4ヶ月以上の放棄を誓うことです。
夫婦間の愛情が消滅して憎悪や嫌悪間に取って代わったり、または妻が夫婦関係において問題を見出したり、あるいは夫婦のいずれか、あるいは両者の落ち度が明らかになったりしたような場合に、偉大かつ荘厳なるアッラーはその解決策‐夫であれば離婚、妻であれば償還離婚‐をご用意なさいました。償還離婚とは、妻がその夫に彼らから受領したマハル(贈与財)やその一部、あるいはそれよりも多額の物を支払って、彼と離婚することです。
離婚は一時的な怒りや衝動によって、その結末やそこから生じる弊害などに関する熟慮や慎重さを欠いた状態で起こってしまう可能性もあります。このような中至高のアッラーは離婚と同様に夫側にだけ認められる権利の1つとして、夫婦生活のやり直しをする機会を与えて下さったのです。
離婚にはイスラーム法に則ったスンナの離婚と、それに反するビドゥアの離婚があります。
婚姻は、夫婦の愛情を基礎とする安定した夫婦生活の構築や子孫の繁栄のため、また人間に備わる自然な本能が満たされ、かつ夫婦が互いに慎ましくあるために定められました。ゆえにこれらの福利の達成に支障が生じたり、また夫婦の一方の好ましくない人格ゆえに本来の婚姻の目的が喪失してしまったり、あるいは夫婦間の性格の不一致や夫婦関係の悪化など夫婦関係の続行が困難になるような恒常的断絶に至る諸問題が発生した場合、離婚という問題の解消法に依拠することになります。
7 / 8 / 1429 , 10/8/2008
イスラームで禁じられない範囲において、妻は夫に従います。しかし妻が夫に対して不従順である場合、どのような手段を講じるべきかをここでは見て行きます。
婚姻には夫婦間の礼儀作法と義務があります。それは幸福と生活の安定、そして家庭の健全さの達成のために、夫婦が互いに相手の権利を遵守し、また自らの義務を全うすることです。
ムスリム男性にとって婚宴を開くのは義務です。そのマナーや招待と参加、時期などについて見ていきましょう。
ムスリム男性は婚姻の際、妻となる女性にマハルと呼ばれる贈り物をします。ここではその意味や法的位置づけ、種類や時期などについて見ていきましょう。
ここでは、イスラーム法治社会やイスラーム法治国家内に居住する非ムスリムの夫婦関係について見ていきましょう。
婚姻後に起こる問題の1つに、婚姻前には明かさなかった身体的欠陥や病気の問題があります。ここではそれについて見ていきましょう。