111 - スーラトルマサド ()

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(1) 預言者(アッラーの祝福と平安あれ)の叔父で、アブドル・ムッタリブの息子であるアブー・ラハブの両手は滅びよ、そしてかれの行動も滅びるがいい。かれはいつも預言者(アッラーの祝福と平安あれ)に損害を及ぼし、かれのしようとしたことは無意味であった。

(2) かれの資産も、子弟も、かれのために役立たない。懲罰に対抗できず、また慈悲をもたらすこともできない。

(3) 審判の日、かれは地獄の火の炎(ラハブ)に入れられて、そこで熱い目にあうのだ。

(4) かれの妻、ウンム・ジャミールは、いつも預言者(アッラーの祝福と平安あれ)の行く道に茨(いばら)を投げ入れて害を及ぼそうとしたので、やはりそこに入れられる。

(5) 首にはシュロの縄をかけて、それで地獄へ引き込まれる。