(1) アッラーは天と夜訪れる星々にかけて誓った。
(2) 使徒よ、この偉大な星は、どんな状態か。
(3) 閃光を発する星。
(4) すべての魂の上では、アッラーが託された天使が、審判のために記録しようとしている。
(5) 人間は、何から創られたかを考えなさい。アッラーの力と人のそれとの差が明らかになる。
(6) かれは噴出する水から創られ、子宮に散って行く。
(7) それは、脊髄と肋骨の間から出てくる。
(8) 確かにかれは卑しい水から創造されたので、死亡の後からそれを清算と応報のために、再び復活することが可能なのだ。
(9) 隠されたことが裁かれ、意図、信仰など心の中のものも暴露され、正しい人は誤った人と区別される。
(10) 人間には懲罰から救う力もなく、誰の助けもない。
(11) 何回も戻る雨のある天にかけて、
(12) 植物、果実、樹木などが裂け目から出てくる大地にかけて。
(13) 間違いなく、ムハンマド（アッラーの祝福と平安を）に啓示されたこのクルアーンは、真実と虚偽、事実と欺瞞を区別する言葉である。
(14) それは戯れや過ちではなく、真剣な真理である。
(15) 確かにかれらは、預言者のもたらしたものを受け付けなくて、陰謀を企んで拒否し、拒もうとする。
(16) われもまた、教えの勝利と虚偽の否認のために企む。
(17) 使徒よ、だから不信仰者たちをゆっくりさせて、かれらに時間を与えなさい。少し時間を与えて、かれらの懲罰や破壊を急ぐのではない。