114 - スーラトンナース ()

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(1) (使徒*よ、)言え。「私は人々の主*に、ご加護を乞う、

(2) 人々の王、

(3) (真に崇拝*されるべき唯一の存在である、)人々の神¹に、
1 「神」については、雌牛章133の訳注を参照。

(4) 頻りに身を潜ませて囁きかける者¹(シャイターン*)の悪から。
1 シャイターン*は不注意な時には囁きかけてくるが、アッラー*が想起されると「身を潜めてしまう」(ムヤッサル604頁参照)。

(5) (それは、)人々の胸に(悪を)囁きかける、

(6) ジン*と人々である」。¹
1 家畜章112も参照。尚、人間のシャイターン*の「囁き」とは、同情的な忠告者を装(よそお)って、ジン*のシャイターン*が囁くようなことを、忠告の形で胸に訴(うった)え かけること(アッ=シャウカーニー5:708参照)。