107 - スーラトルマーウーン ()

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(1) 言ってみよ、(復活と)報いを嘘とする者(について)。

(2) それは孤児を(その権利から)押しやり、

(3) 貧者*たちに食べ物を施すことを勧めない者。

(4) 災いあれ、礼拝者たち(ではあっても)、

(5) 自分たちの礼拝を、おろそかにする者¹たち。
1 (義務の)礼拝時間の遵守(じゅんしゅ)、礼拝の基本的行為や条件を満たすこと、礼拝における恭順さ(雌牛章45の訳注も参照)や、その意味の熟慮(じゅくりょ)などを「おろそかにする者」のこと(イブン・カスィール8:493参照)。

(6) 見せびらかしで(善行を)行い、

(7) 手助け¹を妨げる者たちに。
1 この「手助け(マーウーン)」という語の具体的な解釈には、「浄財*」「財産」「斧(おの)、鍋(なべ)、火など、家で利用する物」「全ての有益な物」「貸し物」「あらゆる善事」「水と草」「水」「権利」「水と火と塩」などといった諸説がある(アル=クルトゥビー20:213-215参照)。